
デジタル化推進で業務効率化を|IT導入補助金の申請受付中
中小企業や小規模事業者などを対象に、バックオフィス業務の効率化などに繋げるためのITツール導入を支援する「IT導入補助金」の申請受付が行われています。令和3年度補正予算で、パソコンやタブレットなどの導入費用も対象になる「デジタル化基盤導入枠」が、令和元年度補正予算で「セキュリティ対策推進枠」も追加されています。
IT導入補助金とは
この補助金は、中小企業や小規模事業者などの生産性の向上を目的に、ITツール(ソフトウェアやサービスなど)を導入するための経費の一部を補助するものです。
①通常枠
中小企業や個人事業主がITツールの導入に活用できます。
【補助対象】ソフトウェア費、クラウド利用料(1年分)、導入関連費など
【補助額】30万円~450万円
(業務工程などのプロセス数などが違うA類、B類型によって異なります)
【補助率】1/2以内
例えば、眼科に特化したクラウド型電子カルテシステムを導入し、診療効率が向上した事例も紹介されています。
②セキュリティ対策推進枠
中小企業や小規模事業者などがサイバー攻撃のリスクを踏まえ、サイバーインシデントが引き起こす様々なリスク低減を支援します。
【補助対象】サービス利用料(最大2年分)
【機能要件】独立行政法人情報処理推進機構が公表する「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」掲載のいずれかのサービス
【補助額】5万円~100万円
【補助率】1/2以内
③デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)
2023年10月から導入されるインボイス制度を見据えた企業間取引のデジタル化を支援します。
【補助対象】ソフトウェア購入費、クラウド利用費(最大2年分)、導入関連費など
【対象ソフトウェア】会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、ECソフト
【補助額】
▼ITツール:5万円~350万円
▼ハードウェア購入費
・PC、タブレット、プリンター、スキャナーなど:上限10万円
・レジ、券売機など:上限20万円
※補助対象経費となるソフトウェアの導入と併せて購入する場合、ハードウェアの購入費用も補助対象となります。
【補助率】2/3~3/4以内(ハードウェア購入費は1/2以内)
スケジュールはこちら
スケジュールは枠によって異なります。
通常枠(A・B類)
8次締切分:2022年11月28日(月)17:00(予定)
9次締切分(最終締切):2022年12月22日(木)17:00(予定)
セキュリティ対策推進枠
4次締切分:2022年11月28日(月)17:00(予定)
5次締切分:2022年12月22日(木)17:00(予定)
6次締切分:2023年1月19日(木)17:00(予定)
7次締切分(最終締切):2023年2月16日(木)17:00(予定)
デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)
15次締切分:2022年11月14日(月)17:00(予定)
16次締切分:2022年11月28日(月)17:00(予定)
17次締切分:2022年12月22日(木)17:00(予定)
18次締切分(最終締切):2023年1月19日(木)17:00(予定)
申請は専用サイトから必要書類の提出などが必要となります。
詳しくは下記のサイトをご覧ください。