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医療が企業とコラボできる事例 農作業のリハビリ医療への有効性を検証へ

企業とコラボして治療の幅を拡げていく

病院と同じ専門性を診療所という患者さんとの距離感で実現する専門外来系の診療所が増えてきました。また栄養士や理学療法士などが様々な治療方法を展開する時代にもなりました。
今回は病院の話ですが、医療提供を自分たちだけではなく地域と一緒に行っていく参考になればと思い共有させていただきます。

京都の病院、大学、企業が連携協定締結

農作業がリハビリとして有効であるかどうかを検証する取り組みが京都で行われています。回復期リハビリテーションを担う京都大原記念病院と京都府立医科大学、タキイ種苗株式会社の3者が協定を締結し、研究を進めています。

農作業をリハビリに応用

「グリーン・ファーム・リハビリテーション(GFR)」はリハビリテーション訓練プログラムの一環で2015 年から本格的に始動。京都大原記念病院内の約2,000㎡の農園で農作業をリハビリテーションに応用。府立医大の指導のもと研究を続け、タキイ種苗が農作業の指導を担っています。GFRでは、種まきや農園の整備、収穫など季節に応じた農作業を、農業の経験者だけでなく、患者さんの状態や希望を考慮した上で主治医が判断し行っています。

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農作業の有効性の科学的エビデンスを

これまでの GFR の検証でも、脳卒中の患者さんの注意・思考・感情のコントロールなどに改善がみられたほか、軽度な運動麻痺がある患者さんにおいても、平衡機能において良い結果が見られるなどの結果が明らかになっています。しかし、1日最大3時間実施する訓練の一環として行う中での傾向で、GFRのみの効果と捉えることができていませんでした。今回の協定締結により中長期的な視点で取り組むことで、農作業がリハビリテーション医療のツールとして有効であるという科学的エビデンスを示すことを目指すということです。なお、農作業と健康に関する研究はいくつかあるものの、客観的にエビデンスを検証する研究は非常に少ないとされていて、この取り組みの成果に期待が寄せられています。

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著者:IGYOULAB編集部

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