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デジタルマーケティングの5年後~本質は良い医院づくり~

はじめに

5年後はAIの支援によってデジタルマーケティングのスキルや知識がない医院スタッフでも実行できるようになり、インハウス化が進むなど様々な未来予測はできるが、今回は今から取り組めることを書きたいと思う。

デジタルマーケティングは関係ないと思われるかもしれないが、最も重要なのは「より良い医院づくり」をしていくことだ。

AIが良い医院をレコメンドする時代へ

これまでは医院からの情報発信や家族、知人の紹介で医院を選ぶ患者が多かった。しかし、最近の傾向としてGoogleの口コミなど他ユーザーの生の声を参考に医院選びを行う患者が増えてきた。いまさら感があるかもしれないが、実際に昨年と比較すると、Googleに悪い口コミを書かれたり平均点数が低かったりすると、患者数に大きな影響が出るようになった。今後もこの傾向は加速していくだろう。

現在は、やらせや嫌がらせの口コミが投稿されてしまうこともあり、今後はAIによる判断で投稿をできなくしたり、削除されたりするようになることを期待したい。

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5年後は医院の評価がどのように影響していくだろうか。インターネット上の評価からAIが「良い歯科医院」と判断した医院の露出度が上がるようになるだろうし、「近くの良い歯科医院を教えて」とスマートデバイスに尋ねると、AIが良いと判断した医院をユーザーにレコメンドすることになるだろう。

現在行われているようなデジタルマーケティングを駆使するだけで集患することは困難になる。なぜなら「医院のリアルな評価」が最重要になるからだ。誠実に、真面目に取り組んでいる医院は自然と評価され、多くの人に知ってもらえるようになるのだ。

たとえお金をかけてデジタルマーケティングに力を入れても、インターネット上の評価が低くてはその効果は薄れてしまうだろう。

だからこそ、今のうちから「より良い医院づくり」に取り組む必要があるのだ。

著者:平野 雄一

株式会社スペースコード 代表取締役

医療機関約70件に継続的なマーケティング支援や運営アドバイスを行っている。飲食店も運営しており、顧客に的確なアドバイスを行うために、自社店舗で実践してサービスの質を高めている。