外国人の医療費不払い防止へ 厚労省が情報提供呼びかけ
外国人患者の医療費不払いを防ぐため、医療機関向けマニュアルが更新され、厚生労働省のサイトで公開されています。また医療費不払いの経歴がある訪日外国人は、次回以降の入国審査を厳格化する方針が決まっており、事案が発生した際の情報提供も呼びかけられています。
医療費不払い防止へ マニュアルの活用を
外国人の医療費不払いは、受付時の適切な説明や確認によって防げる場合があります。厚労省では、外国人患者受入医療コーディネーターなどの専門家がいない医療機関でも、受診時に適切な説明を行えるよう、受付窓口で活用できる資料を作成しています。公的な医療保険証を持っていない患者さんが受診した場合のチェックリストや対応マニュアルが掲載されおり、ダウンロード、印刷して活用することができます。
医療費不払いが発生した場合は情報提供を
医療費の不払いなどの経歴がある外国人については、次回以降の入国審査を厳格化する方針が決定されました。厚労省では一定額以上の医療費の不払いのある訪日外国人の情報を集め、出入国在留管理庁と情報を共有する取り組みを5月10日から開始。医療機関に対しては、不払いが発生した場合、専用のウェブサイトからの情報提供を呼びかけています。
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