外国人受診者医療費不払い防止へ |厚労省 11月19日にオンライン説明会
今年5月から、一定額以上の医療費の不払いのある外国人受診者の情報を医療機関から収集する仕組みが運用されています。厚生労働省では11月19日にこの仕組みに関する医療機関向けの説明会をオンラインで開催します。
一定額以上の医療費不払い外国人患者の情報提供呼びかけ
医療費の不払いなどがある訪日外国人について、次回以降の入国審査を厳格化する方針が決定されたことを受けて、厚生労働省では、一定額以上の医療費の不払いがある訪日外国人受診者の情報を収集し、出入国在留管理庁へ共有する仕組みの運用を今年5月10日から行っています。
厚労省では、医療機関に対して、5月10日以降に該当事案があった場合、専用ウェブサイトからの情報提供の協力を呼びかけています。
収集した情報は、出入国在留管理庁に共有され入国審査に活用されるということです。
11月19日 仕組みに関する説明会実施へ
厚労省では、全国の保険医療機関を対象に、この情報収集・共有の仕組みに関する説明会を行います。
訪日外国人受診者医療費未払情報の報告に関する説明会
【日時】2021年11月19日(金)16:00~16:30
【内容】仕組みの趣旨、 訪日外国人受診者医療費未払情報報告システムの使い方について、質疑応答
【開催形式】オンライン(Zoomウェビナー)
【申し込み方法】下記のアドレスにメールにて必要事項の上、申し込みください。
▼E-mail:unpaid.mhlw@tohmatsu.co.jp
▼メールの件名:訪日外国人受診者医療費未払情報報告説明会申込
▼記入事項は下記の5つ
① 所属先・部署・役職
② 氏名(漢字・ふりがな)※参加予定者全員の氏名
③ 連絡先電話番号
④ Zoomウェビナーのリンク送信先メールアドレス
⑤ 質問事項
【申込み期限】2021年 11月 18日(木)正午
医療費不払い防止へ 窓口で活用資料公開
外国人による医療費不払いは、診療受付の際に適切な説明や確認によって防ぐことができる場合があるとして、厚労省では、医療機関の受付窓口で活用できる資料を作成し、公表しています。ぜひご活用ください。