「上手な医療のかかり方アワード」募集中| 過去の表彰事例も紹介
厚生労働省では、医療機関へのかかり方の改善につながる優れた啓発活動や取り組みを表彰する「上手な医療のかかり方アワード」を行っています。
保険者、医療関係者、企業、民間団体、自治体、コンテンツ部門の6部門があり、広く取り組みを募集し、好事例のものを表彰しています。
取り組みの募集アクションは下記の通りです。
▼患者・家族の不安を解消する取組を最優先で実施している
▼医療の現場が危機である現状を国民に広く共有している
▼緊急時の相談電話やサイトを導入・周知・活用している
▼信頼できる医療情報を見やすくまとめて提供している
▼チーム医療を徹底し、患者・家族の相談体制を確立している
医療関係者部門のアクションの例も挙げられていますので一部ご紹介します。
・ 待合室、健診時などで医療のかかり方を啓発している
・ 電話相談や「医療情報サイト」などの最新情報をチェックして質を保つ
・ タスクシフト・タスクシェア(業務の移管・共同化)を推進する
・ 管理者は働き方改革に取り組み、地域医療の継続にも貢献する
・ 薬剤師・看護師・保健師・助産師などの医療従事者が、能動的に活躍できるための仕組みを整える
こうした取り組みをされているという診療所の先生方がいらっしゃいましたら、応募してみてはいかがでしょうか。
応募は公式サイトから受け付けていて、募集期間は11月30日(火)までとなっています。
なお、過去の受賞事例はホームページ上で公開されていますので、医療経営においても何かヒントになればと思います。
ぜひご参考にしてください。