人は周りの環境に左右される!勉強会や外部研修会を職員にオススメしたい理由
人は周りの環境の影響を受けるという「環境決定論」という理論があります。職員個人のモチベーションに任せず、診療所でも働きやすい、職員が向上できる環境をつくることで、多くのメリットがうまれるというお話しをしたいと思います。
会議や勉強会のメリットは?
勉強会や研修会を繰り返し行うことによって職員が知識を身につけ、医療的スキルやビジネススキルを高めることに繋がります。また、仕事のスピードなど、職員間の価値基準を揃えることができ、医療や接遇の質も上がっていきます。そして、会議などを通して医療、組織としてどうあるべきなのかを話し合える環境をつくることで医療観が育まれ、よりよい組織づくりを図ることができます。
何よりも主体的に自ら勉強する人の方がどうしても少ないように思います。個人のモチベーションに任せるよりも環境を整えて職員の能力を支える方が安定して向上するケースが多いように思います。
環境を用意できる職場づくりを
人は外部環境に左右されることから、よい環境を用意することが大切になってきます。会議や勉強会を定期的に開催することで、職員のスキルや仕事の質が上がり、働く人にとっては仕事のやりがいを、患者さんにとってはより良いサービスの提供に繋がるのではないでしょうか。
学べる環境が働きがいに繋がる調査結果も
厚生労働省の「働きやすい・働きがいのある職場づくりに関する調査」によると「希望に応じ特定のスキルや知識を学べる研修」が行われている場合、そうでない場合と比べて「働きがいがある・どちらかといえば働きがいがある」と答える割合が20%以上高くなっています。働きがいや働きやすさは、従業員の意欲や定着、そして会社の業績向上とも深い関係があることも明らかになっています。職場の環境づくりの大切さが調査結果からもうかがえますね。
調査結果の詳細はこちらをご覧ください。
詳しくはこちらの動画をご覧ください。