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うまくいかない職員には環境変化を|目指す組織の形を言葉に

仕事がうまくいかない職員に対して、みなさんはどのように対応されていますか?とある理事長のご対応が大変勉強になりましたのでシェアさせていただきたいと思います。

仕事がうまくいかない職員には環境を変える

職員が自身の仕事において、うまくいかなかったとき、こんな対応を取られた理事長がいらっしゃいました。

・怒らない
・責めない
・見捨てない

大病院や大企業とは異なり、診療所経営では、いかに限られた人員で医療経営をよくしていくかが重要になってくるかと思います。代わりはすぐに見つかるとは限りません。いまいるメンバーをいかに育てるか、いかに職員の能力を最大限に引き出すか、これが診療所経営のポイントになるのではと考えています。

こうしたことから、今回の理事長がとられた「見捨てないこと」が大事になってくるのではないでしょうか。

「見捨てない」ために理事長がされたことは「環境を変える」ことでした。

うまくいかなかった原因として、職員本人が苦手な仕事であったか、もしくはオーバーワークになってしまっていたことが考えられます。そこで、本人が適任と思える仕事の役割や環境下に身を置くことが大事になってくるかと思います。

職員の環境を変えたその後は・・・

さて環境を変えて他の業務を担当することになった職員が、もともとやっていた仕事はどうなったのでしょうか?

この職場では「代わりにやります」と他の職員が進言し、気持ちよく業務を引き継いでくれたということです。

このとてもいいチームワークがあったのには理由がありました。

数年前から組織のトップである理事長が「どういう組織がよいのか」ということを職員に話し続けていたのです。

「こうすると組織はよくなる、こういうチームでありたい」ということを声に出して、組織に浸透させる努力をしていたからこそ、今回、他の職員の協力を得られたのだと思います。

ぜひご自身の組織の中でも「組織としてこうすると良いのでは」ということを言葉や文字にしてみてはいかがでしょうか。

詳しくはこちらの動画もご覧ください。

著者:IGYOULAB編集部・川田

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