開業医の資産形成は実はすごい。院長たちが行う資産運用のあれこれを紹介(前編)
院長から寄せられた質問にお答えする「院長Q&A」。今回は「他の先生たちは、どんな資産運用をしているの?」というご質問をいただきました。
多くの先生が行っている資産運用や、どのような考えで運用方法を選ばれているのかをご紹介したいと思います。いずれもノーリスクではないことを認識していただいた上で、自己責任の範囲内で参考にしていただければと思います。
自分に合った資産運用の選択を
重要なのは、自分に合った資産運用は何かを考えるということです。昨今は金利が低く、銀行に入れておくだけでは、もったいないと思います。世界的にみても、日本は資産運用をしている割合が低いですが、資産運用をもっと前向きにとらえていただければと思います。
自分にあった資産運用の選び方を考えるときに、ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターンというように、どれくらいリターンなのか、リスクはどれくらいなのか、投資と回収のバランスで悩まれると思います。
資産運用の考え方として2つの考え方があるのではないかと思います。
・節税
・手元に残ったお金をどう増やすか
節税
税金部分をコントロールすると、手元に残る金額が増え、金融商品に投資するよりも得られる金額が高くなる場合があります。手堅くお金を残していくという部分では、しっかり節税対策をしたり、事業のやり方によって、どれだけ手元に残せるか、しっかり戦略を組んだりすることが良いと思います。
節税対策や医業収入をどう分散して手元に残すかなどについては、税理士さんが最も強いと思います。経験がある税理士さんと一緒にやっていくことをお勧めします。
節税は程度があるにせよ、ほとんどの先生がされています。税理士さんの腕次第というところもあります。
運用方法をどう選択するか
ここからは入ってきたお金をどう運用していくかというお話です。
保険・共済
ローリスク・ローリターンなのは保険です。以前多かった生命保険は経費化することが難しくなり、注目度は下がりましたが、保険に詳しく、多数の商品を扱っている代理店や税理士さんなど情報があるところに聞いていただくと、よい情報を得られるかもしれません。
また、小規模企業共済や経営セーフティ共済などの「共済」があります。節税にもなり、経営者としての安心を確保するものもありますので、開業初期の先生は抑えておくのも重要かもしれません。
保険や共済も多くの先生がされています。
次回は、「株・債券・為替」や「不動産・M&A」などについてお伝えします。
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