【現地取材#2】ビジョンの共有や職員の思いを言語化する意義 取材でアウトプットする経営メリットとは?
三重県の最南端・南牟婁郡紀宝町にある24時間体制で在宅診療を行う「くまのなる在宅診療所」を今回IGYOULAB取材班が現地取材しました。取材を受けて院長が感じた経営メリットについて伺いました。
取材した内容の記事はこちらからご覧ください。動画でもお伝えしています。ぜひご覧ください。
取材を通じて強みと戦略が整理され次の一手へ
今回取材させていただいた くまのなる在宅診療所の濱口政也院長から以下の通り感想をいただきました。
・自分たちがやっていることを客観的にみるということ、職員がどう思っているのかを取材という形で引き出してもらえた
・職員が診療所で働いている意味、働く意義を言語化してくれたことは大きな意味があった。なかなか言葉にする機会がないため、見つめ直すことができたのでは。
取材という第三者の影響があって想いを口にする機会や、見える化することで診療所自体の強みや特徴が整理されるかと思います。
また組織に必要な「承認欲求」や「自己肯定感」にも良い影響を与える機会にもなるかと思います。
・自身が「職員のことを考える」ことを大切にしているが、それが職員たちに伝わっていたことが、職員たちへのインタビューの内容をみて分かった
・自身は他の職種の人たちと「垣根がない、医師に対するハードルを低くする」ということを大事にしているが、それが実際にできているかということをケアマネージャーさんの言葉から分かることができた
・診療所での患者さんの情報共有は日常であるが、その日常がなぜ大事なのか、何のために行うのかを言葉にし、映像を職員と一緒に見ることで、改めてビジョンの共有ができた
・自分の思いや目標を取材を通して再確認することができた
自身の取り組みを客観的に見つめ直し、職員や周りの人たちの思いや考えを取材を通して確認することができたことなどがメリットだったと感じてくださったようでした。
取材させていただける診療所を募集中
IGYOULABでは、現地取材や記事の寄稿、もしくはオンラインでのインタビューを受けてくださる診療所を募集しています。
ご自身が行っている地域医療を客観的にみて発信することでご自身の中で整理もできるかと思いますし、職員のみなさんにとっても自身の役割を認識してもらい、やりがいを感じられるきっかけになると考えています。
先生方の取り組みを多くの先生方と共有させていただきながら、地域医療を底上げしていければと考えています。ぜひご協力をお願いいたします。
また、オススメの診療所や取り組みなどがありましたら、ぜひ情報をお寄せください。
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