院長の退職者に対する言動で職場が大きく変わるという事実。何を気を付け、何を考えればよいのか?|医療経営アカデミー
「医療経営アカデミー」では、医療経営に関する最新の情報を発信、新たな視点・考え方を議論しているほか、弊社独自のアンケート調査結果なども共有させていただいています。
今回の医療経営アカデミーでは「職員の退職時の院長の対応」について考えます。
退職というと、家庭の事情やキャリアアップなどが理由で辞めるポジティブなケースもあれば、人とのトラブルがあったり、人間関係がうまくいかなかったりなど、ネガティブなものもあります。
最近では、無断欠勤が続き、急に退職するといったことが聞かれるようになった一方で、後任を探して就職させ、ある程度、育成してから退職する人や、引継ぎのマニュアルをしっかりとまとめてから辞めるなど責任感がある人たちも実際にいます。
弊社のコンサルティングの業務の中で、診療所で働く職員のみなさんと面談をさせていただくことが多々あります。
退職する人や、退職者を見送る職員などとお話しさせていただく中で感じたことがありました。それは、「退職者が出たとき、周りの職員たちは院長がどんな対応をとるのかをよく見ている」ということです。
退職者に対する言動が、自分たちへの対応と同じだと認識し、自身と重ねて見ているのです。
職員たちも注目している時だからこそ、既存職員に焦点をあてた対応が大切なのではないでしょうか。
退職にも様々ありますが、やはり退職は経営者側からすると、寂しい気持ちになるものです。ネガティブな退職だと尚更、穏やかではありません。そんな中で、院長の発言や行動によって既存の職員にマイナスの影響を与えてしまっては、負の連鎖が起きかねません。
そうではなく、より良い組織づくりに向けた一つの契機に変えられる言動をしていきたいものです。
職員のみなさんの安心に繋がる退職者への声かけはどんなものでしょうか。そして職場の雰囲気を良くしていく契機にするためには、どんなことが大切なのでしょうか。
具体的な方法などについて以下の動画で詳しくお話ししていますので、ぜひご覧ください。
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