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似た診療所が増えた現代、サービスの当たり前を更新し採用難を多様性で乗り越える。半歩先の医療経営を学ぶ場での講演ふりかえり【ハピネス歯科こども歯科】【インクルージョン戦略】

愛知県幸田町にあるハピネス歯科こども歯科クリニックの稲吉孝介院長が主催する勉強会でこのほど、講演させていただきました。

稲吉院長は、地域の社会課題を解決しながら、自身のクリニックの職員が充実して働き、そして院長自身もストレスなく豊かになることを実現しています。経営的にもとても上手くいっているということで注目され、全国から多くの人たちが見学に訪れています。そして稲吉先生が行っている開業支援を受けた先生方も充実した開業を実現されています。

稲吉先生は、社会課題を解決するため、様々な困難を乗り越え、最近、保育園と児童発達支援施設、言語訓練施設がある複合施設をオープンされました。

今回の講演では半歩先を見据えた「多様性時代の経営戦略の変化」についてお話させていただきましたので一部を共有させていただきたいと思います。ロングバージョンを聞きたいという方は、IGYOULABの公式LINEにメッセージいただければと思います。IGYOULABの公式LINEの会員登録方法は記事の下にありますので、お気軽にお寄せください。

ワークライフバランスからワークインライフの時代に

平成時代に広まった、仕事と生活を調和させる「ワーク・ライフ・バランス」はON、OFFというように仕事とプライベートを分離して考えるものでした。令和時代は「ワーク・イン・ライフ」、つまり、人生の中に仕事があるという本質的な考えに変化してきています。

自分が「楽しい」と思うことをやった方が生産性が上がり、仕事の質も良くなることが分かっています。したがって、自分が幸福に感じる仕事を見つけていくキャリア計画が今後さらに注目を集めていくと考えています。

平成世代は、会社の中でどうステップアップしていくかということを主軸にしたキャリア計画で生きてきました。キャリアには技術だけでなく経験も含まれます。開業医の先生方は、医療の知識や技術は当然のことながら、仲間と一緒に医療を提供していくチームビルディングや、それを患者さんにしっかり伝えていくことも大切になってきます。

つまり、キャリアとして様々なものを習得していく必要があるのです。最近ではリスキリング、いわゆる学び直しが注目されていますが、人生100年時代、人生を豊かに働き続けるために、どのようにキャリアを積んでいくかが今後の大きな経営課題になっていくと考えています。

多様性時代だからこそ追求したい自分らしさ

最近のクリニックや歯科医院はどこも一様に、院内がとてもキレイでHPも工夫され、サービスも良く、特に歯科医院の経営戦略は似てきています。このように似たような商品やサービスなどが広く出回ることで、他との差別化が難しくなることを「コモディティ化」といいます。

患者さん目線で見てみると、どの診療所も同じように感じ、いわゆる標準が更新されている状態です。コロナ禍でITが進展したことで、ここ数年、より新標準化されてきたと感じます。

乗り遅れないためには、まずはアンテナを張り巡らせ、新標準は何かを把握し、自身の診療所は網羅できているかを客観的に見ることが大事なのではないでしょうか。

一方で、新標準がコモディティ化すると競争力は下がってしまいます。そうならないためには「多様性の時代だからこそ自分らしさを伸ばしていく」ということがポイントになります。一般企業では多様な人たちと相乗効果を生み出すチームワークを作ることをインクルージョン戦略と言っています。

人口減少が進むこれからの時代、将来を担うコアなメンバーや良い人財の確保が難しくなります。したがって、より良い人財を採用し、コアメンバーに育てていこうとすると多様性を受け入れざるを得ないのです。

これまでは自分たちに共感してくれる人を採用していこうという発想でしたが、これからは自分たちに親和性のある多様な人たちを採用し、その人たちと連携しながら、クリエイティブに働いていくことで強い組織になっていくのです。一般企業と同じように医療業界でもこうしたことが進む時代になると思います。

経営者側は、多様な患者さんや職員の要望を受け入れ、新標準を導入してアップデートしつつ、さらに他とどう差別化するのかが求められる時代だと考えています。新標準を取り入れ、様々な要望を受け入れていくと、逆に個性が薄まり、患者さんから選ばれにくくなってしまいます。そのためにも、自分らしさ、自分がやりたい医療、自分がいいと思う組織づくり、医療啓発、チームビルディングを考えてみてはいかがでしょうか。

多様性がなぜ今こんなに注目されているかというと個性を重視するという風潮があるからです。そんな時代だからこそ、新標準をアップデートさせた上で、先生の個性を表に出していくことが大切です。そして自分が良いと思うことだけではなく、その先は、社会課題をどうやって解決するか、どう社会のニーズに応えていくかが重要になると考えています。

今回は、半歩先をいくため、講演でお話させていただいたことを一部共有させていただきました。ご参考にしてください。

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著者:IGYOULAB編集部(イギョウラボ)

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