雇用継続か退職か?休みがちな職員への対処方法!休み癖にはどう対応する?|院長Q&A
職場において、頻繁に休む職員は経営者にとって頭を悩ませる存在だと思います。この問題を放置すると、他の職員の士気が下がり、生産性が低下するなどの弊害が生じます。
IGYOUTVでは、院長先生から最近よくご質問いただく「何かと理由をつけて休みがちな職員への対処法」について取り上げました。参考になれば幸いです。
休む理由をきちんと聞く
まず重要なことは、頻繁に休む理由を職員にきちんと聞くことです。向き合って原因を特定することで、適切な対応策が見えてきます。
例えば、健康上の問題で休んでいるのであれば、健康診断や検査を受けるよう提案し、食生活や運動習慣の改善を促すことができます。「一回検査してみる?」「食生活はどう?」といった声かけをしてみましょう。
また、職場の人間関係が原因で出勤が難しい場合は、問題を一緒に解決する必要があります。職員本人や職場全体が変わるべき点を見つけ出し、改善に向けた具体的なアクションを起こしていきましょう。
最も難しいのは、特定の理由はなく休むのが癖になっているケースです。このような場合は、相談窓口やカウンセラーなど専門家に相談することを勧めます。職員に対しても、そうした支援が存在することを伝え、利用を促すことが大切です。
改善の見込みがない場合の対処
もし改善の見込みがない場合は、「このままでは雇い続けられない」と伝える必要があります。一般企業と同様に、医療機関も「事業」として日々前進することが求められます。「事業」の成長には生産性の向上と信用の積み重ねが不可欠であり、事業成長の第一歩としてマイナス要素は取り除く必要があります。
頻繁に休む職員がいると、職場全体の安定性が損なわれ、成長の妨げとなりますので、そのことをきちんと伝えていくことが大切です。
動画はこちらから
詳しくはこちらの動画をご覧ください。
編集後記:職員の異変をキャッチして向き合う
大切なことはなるべく早い段階できちんと向き合うということです。そのためには職員の小さな異変に気づくことが大切であり、業務以外でも例えば「雑談」などで普段からコミュニケーションをとっておくことが大事だと思います。
職員一人ひとりと真摯に向き合い、事業の成長と職場の安定化を目指していただければと思います。詳しくは、ぜひ動画をご覧ください。
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