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20代の職員が定着しない・・・取り入れたいスキル・メンタル・つながりの3つのケアとは?|院長Q&A

院長からの質問にお答えする院長Q&A。「20代の職員が定着しないが、良い方法はないか」というご質問をいただきました。

こうしたご質問はIGYOULABの公式LINEから受け付けていますので、お気軽にお寄せください。この記事の下の関連記事に公式LINEのご案内がありますので、ぜひご登録してご活用ください。

時代の変化を踏まえて対応を

20代の職員について
・新卒採用したが1年くらいで辞めてしまう
・25歳から28歳くらいの人が3年以内に辞めてしまう

こうしたことを体験されている先生方もいらっしゃるのではないでしょうか。

まずは時代が大きく変化してきているということを理解していただくと、20代の職員のケアの仕方や、定着・育成の仕方が見えてくると思います。

社会変化の大きな要素は人口減少です。人口が減ると生産年齢人口(15~64歳)も減ります。つまり一人当たりの生産性を高めることが求められる時代になっているのです。

もう一つは多様性社会になってきたということです。患者さんや社会から求められるものが多種多様になりました。診療所でも支払い方法や予約方法など様々なことが多様化しています。多様化したことで対応すべきことが増え、診療所でも各部署で教えることが増えたのではないでしょうか。それに伴い、職員が覚えることも多くなりました。

しかし1日24時間、365日は変わりません。そんな中で「短時間でいかに多くのことを、いかに早く教えるか」ということが非常に大きな課題になってきているのです。もはや意識や気合いの問題ではなく、多くのことを求められているのが現代だということを、まずは理解していただければと思います。

社会的背景を踏まえた育成を ~スキルケア~

そこで社会的背景にあった育成が求められます。では短時間で多くの成長に繋げるには何が必要なのでしょうか。

それは「マニュアル」「ロープレ(反復練習)」「教育担当者によるOJT」の3つの要素です。

ここで受験を思い浮かべていただければと思います。例えばテスト前に、問題集を使ってとにかく多くの問題を解いたと思います。医療現場に置き換えれば、これは技術を上げるために行うロープレです。そして受験の問題集や教科書はマニュアル、教師が問題を解くのを板書で見せるのは教育担当者がOJTでやり方を見せる、ということと同様に考えることができるのではないでしょうか。

多くの先生はOJTはすでにしっかりと実施されているかと思いますが、教育担当者がOJTでやり方を見せているだけでは理解が追い付かず、実践に繋げることも難しいものです。そこで、それらに関する理論を学べて反復練習できる教材が非常に重要になってくるのです。

理論を理解し、反復学習することのできるマニュアルや教材があり、練習する時間をしっかりとることが短時間で多くのことを学ぶ一つの手だと思います。

モチベーションを上げる ~つながりケア~

受験の時、勉強する気が起きないということもあったのではないでしょうか。

モチベーションを上げさせるというマネジメントは非常に難しいですが、一つ簡単にできる方法があります。それが「つながりケア」です。

仲間意識が高まると、「先輩や仲間とうまくやっていきたい、私も頑張ろう」という意識になり、人は頑張ることができるものです。

職場で繋がりを作るために、具体的には、歓迎会や定期的な懇親会の開催、先生や同僚同士の日常的な声掛け、または待ち時間対策委員会などの委員会に入るなどが挙げられます。

マイナスを減らす ~メンタルケア~

もう一つ重要なことが「マイナスの要素が増えると辞めていく」ということです。マイナスになる要素としては、職場で攻撃がある、先輩からキツく言われるなどがあります。

そこで精神的なサポートをする「メンター」の設置をオススメします。個々のメンタリングを担う人がいてメンタルケアをしっかりしていくと、マイナス要素が減っていくので離職防止に繋がります。

もう一つ、オススメしたいのがキャリア面談です。若い人たちは将来の不安を抱えていることも少なくありません。この組織に所属していてどのようなキャリアを積んでいけるのかを描けなければ離職に繋がってしまいます。

教育体制がしっかりあることで未来が見える、未来が見えるからここに所属するという意識が生まれていきます。

このように、今ある不安、そして未来への不安を取り除く「メンタルケア」、「スキルケア」、「つながりケア」の3つを徐々に進めていくと、定着に繋がります。こんなたくさんやるのは大変、と思われるかもしれません。この中で最初に取り組むべきものはメンタルケアです。まずはメンターを置くところから始めていただければと思います。ご参考にしてください。

動画はこちらから

詳しくはこちらの動画をご覧ください。

著者:IGYOULAB編集部(イギョウラボ)

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