“過去に例のない危険な暑さ”予想で発表へ|熱中症特別警戒アラートの運用始まる
過去に例のない危険な暑さで、人の健康に重大な被害が生じるおそれがある場合に発表される「熱中症特別警戒アラート」の運用が4月24日から新たに始まりました。
熱中症特別警戒アラートとは
環境省が発表する「熱中症特別警戒アラート」は、湿度や気温などから算出される「暑さ指数」の予測値(翌日)が、すべての観測地点で35以上となった都道府県に対して出されます。都道府県を超えて暑い状況が想定されるため、近隣の都道府県においても注意が必要な可能性があります。
これまで環境省では、都道府県内のいずれかの観測地点で暑さ指数が33以上と予測される場合には「熱中症警戒アラート」を発表してきました。熱中症特別警戒アラートは、さらに強く注意を呼びかけるものです。
自助を原則として、個人が最大限の予防をするとともに、国や地方公共団体、事業者なども主体となって支援するような状況だとしています。
これらの警戒アラートの今年度の運用は10月23日(水)までの予定です。
気象庁による5月から7月までの3カ月予報でも、全国的に高い気温が予測されています。ぜひ診療所でもさらなる注意の呼びかけや熱中症予防対策の発信を強化してみてはいかがでしょうか。
詳しくは環境省のサイトをご覧ください。
警戒アラート情報 メールで受信可能
また、熱中症特別警戒アラートと熱中症警戒アラートの情報を、メールで受け取ることができるサービスも無料で利用できます。
受信したい発表区域を選択して登録することで、1日2回、登録した区域で熱中症特別警戒アラートと熱中症警戒アラートが発表されたときにメールで連絡がきます。
詳しくは以下をご覧ください。
なお、全国の観測地点の暑さ指数は、環境省の熱中症予防情報サイトで確認することができます。